アルピナ10
1960年代にスーパーコンプレッサーケースとインナー回転ベゼルで、20気圧防水を備えた画期的なダイバーウォッチ「アルピナ10」を開発したアルピナ。スーパーコンプレッサーケースはねじ込まれる際にラバーの密閉リングが押しつぶされ、破損させない為の一体型のゼンマイ機構でした。そして、“コンプレッサー”という名前が示すように、より深く潜水することで水圧が上がり、ケースの2つの部品がさらに密着する特徴も備えていました。また、ケースの側面についた2つのリューズは、1つは針の巻き上げと調整用、もう1つは潜水時間計測の回転リング用です。
画期的なこのダイバーウォッチを現代にアップデートして復刻したコレクションがシーストロングダイバーヘリテージです。新しく登場した2モデルはクリーム色とダークブラウンのコントラストが印象的なダイヤルのモデルと1色のダークブラウンでまとめたモデルの2モデルです。
シーストロング ダイバー ヘリテージ1960年代にその画期的な機能とデザインで人気を博した「アルピナ10」。そのインスピレーションは復刻版「シーストロング ダイバー ヘリテージ」の随所にみられます。二つのリューズが付いたケース右側面のデザインとケース内部に配置された回転リング。今では通常、ケースの外側のベゼル位置についている回転リングですが、当時発売された「アルピナ10」ではケース内部に取り付けられました。2時位置にあるねじ込み式のリューズで回転リングを回します。このユニークな特徴はそのままに、ケースはステンレススチール製で42cm径、刻印が入ったねじ込み式ケースバックで30気圧防水を備えています。自動巻きムーブメントは28,800振動、38時間のパワーリザーブが可能です。
Suggested retail price: 1’595 EUR